植木昭雄のThe Short Story from Daddy

「チェロとピアノによる優しく洗練された小品集。」

The Short Story from Daddy
植木昭雄
税込\2,520
ソナーレ・レーベル1004

●試聴コーナー●

ラフマニノフ：ヴォカリーズ冒頭
MP3/2.3MB　

ポッパー：へ調のメロディ冒頭
MP3/1.8MB　

●曲目●

エルガー：愛の挨拶作品12
フォーレ：シシリエンヌ作品78
グラズノフ：吟遊詩人の歌作品71
ラヴェル（マレシャル編）：亡き王女のためのパヴァーヌ
ルビンシテイン（ポッパー編）：へ調のメロディー作品3-1
ドビュッシー：チェロ・ソナタ
サン＝サーンス：白鳥
パラディス（ペイチック編）：シシリエンヌ
フォーレ：エレジー
プーランク：愛の小路
ラフマニノフ（ウォルフィッシュ編）：ヴォカリーズ作品34-14
カサド：愛の言葉
TEHO：The Short Story from Daddy

●演奏●

植木昭雄（チェロ）、佐藤勝重（ピアノ）
　

●録音データ●

2011年2月

●内容紹介●

邦人の若手実力派二人によるデュオ。穏やかに歌うチェロと気品の有るピアノでフランス、イギリス、スペインなど各国の作曲家による珠玉の小品を紡ぐ。アルバム全体を通して若手にありがちなギラギラしたところが全く感じられず、聴き手に優しく寄り添うような音楽創りが大変好印象。またアルバムの中心に据えられたドビュッシーのソナタでは実力派としての力量もはっきり示している。最後に収録させているタイトルチューンは、植木氏の友人である作曲者（NHK朝の連続テレビ小説、てっぱんの音楽の作者でもある）から娘の誕生を祝って贈られたもの。多くの音楽ファンにオススメしたい落ち着いたアルバム。