1971年札幌生まれ。幼少の頃からリコーダーを始め、小学3年生から6年生の間に全日本リコーダーコンクールアンサンブル部門で最優秀賞2回、優秀賞1回に輝く。その後、中学3年時に全日本リコーダーコンテストで金賞に、高校2年時に銀賞受賞。STV音楽コンクールでもSTV賞を受賞。'90年桐朋学園大学古楽器科入学。リコーダーを花岡和生、バロックオーボエを本間正史、バロックファゴットを堂阪清高の各氏に師事。'95年同大学を卒業。第10回('96年)古楽コンクールにて第2位受賞。第11回('97年)同コンクール、アンサンブル部門でアンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして最高位受賞。2000年には同アンサンブルのメンバーとしてブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位及び聴衆賞を獲得している。「バッハ・コレギウム・ジャパン」のメンバーとして2003年まで録音や多くの海外ツアーに参加。また、ジャズサックスを早坂紗知氏に師事し活動を広げている。2003年には落語家古今亭菊生氏とのライヴを始め、音楽の可能性を広げるとともにライヴで編曲、脚本も担当。音楽とストーリーの融合も取り入れ、新たなステージ作りをしている。
・「最愛の兄の旅立ちに捧げるカプリッチョ(寅さん編)」(ラ・フォンテーヌ、2001年)
・「ヴィヴァルディの恋」(ラ・フォンテーヌ、2004年)
・「ペルーのインカ人」(アンサンブル・コハク、2003年)
・「食卓の音楽」(2001年)、・「結婚カンタータ」(2003年)
・「ブフォン論争(WITH落語)」(2004年)
現在「タブラトゥーラ」「アンサンブル・エクレジア」「ラ・フォンテーヌ」「アンサンブル・コハク(Ko-ha-ku)」「アンサンブル BWV2001」「トロヴァトーリ・レヴァンティ」「アラベスク」メンバー。オムニバス・ヒーリング・アルバム「AIR〜G線上のアリア」等多くのCD録音に参加している。2003年にはバロック・オーボエとチェンバロによるDUO「いとしい人よ」、2004年には「J.S.バッハ:ソナタ」をマイスターミュージックよりリリース(いずれもチェンバロは長久真実子)。また、コジマ録音よりリコーダーとチェンバロによるDUO「空とぶ笛」も近日リリース予定。
■ 江崎浩司ホームページ