東京生まれ。桐朋学園大学古楽器科卒業。フライブルク音楽大学 大学院を最優秀の成績で卒業後、ソリストディプロマを取得し（チェンバリス トとしては同校初めて）2002年春に帰国。 1999年、モントリオール国際チェンバロコンクール第２位入賞。M・ゴネヴィ ルの現代作品を演奏し最優秀賞も受賞する。この時、同氏から高い評価を得る。 2001年３月には東京にてソロ・リサイタルを開催、好評を博す。 ソロ以外でも96年”ラ・フォンテ−ヌ”を結成し、活発な演奏活動を行う。 第11回古楽コンクール・アンサンブル部門（山梨）最高位入賞。2000年ブル ージュ国際古楽コンクールのアンサンブル部門第２位、併せて聴衆賞を受賞。 同コンクール審査員であったP・ピケット氏に招かれ、ロンドンSBC音楽祭に出演。 これまでに「バロック・スピリット」「インサラータ」などのCDをリリース。 2001年度文化庁在外研修員。ピアノを坂井由紀子、チェンバロを故鍋島元子、 ロバート・ヒル、の各氏に師事。2002年発売のソロCD「D．スカルラッティ・ソ ナタ集」は「レコード芸術」誌の特選盤となる。